2007年9月21日金曜日

逆説の日本史

週間ポストに連載中の井沢元彦「逆説の日本史」はなかなか興味深い内容だ。
ここ数ヶ月しか読んでいないは、こんなことが書いてあった。

・側用人制度は、お飾りだった将軍が自分の意思を政治に反映させるのに有効な制度
 徳川綱吉が最初に導入した。
・徳川吉宗は、経済オンチ。もっとも農民を苦しめた将軍。
・田沼意次が悪人として描かれているのは、田沼を嫌っていた勢力が書いた資料しか、現在に残っていないから。田沼失脚後に田沼のことをよく書いた資料は処分せざるをえなかった。
・学校で学ぶ歴史は、資料偏重。資料を残すのは政治的勝者で、彼らの視点からしかものをみていない。

だいたいこんな感じだったと思う。

特に最後の勝者の資料しかない、というのは学校では教えてくれなかった。
確かに学校では記録に残っていないことは事実として伝えることは難しいのかもしれない。

しかし、「なぜこの資料が現存しているのか」その理由・背景まで考える訓練程度のことは、学校でも積極的に行っていくべきだろう。単なる事実の暗記よりは、ずっと頭を鍛えてくれるだろう。

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