2007年9月9日日曜日

本:フラット化する世界

「フラット化する世界」は去年、日本語版が発売されそこそこのヒットとなった書籍。
 世界は平らになり、工場だけでなく、ホワイトカラーの仕事もグローバル化しているという内容。
 つい先日もNHK特集で「人事も経理も中国へ」という番組があったが、深さが違うだけで、内容は同じようなものだった。
 
 この本の中で、一番気になったことは、「ある国が発達するためには雇用改革が重要。労働者を過度に保護していては、雇用の流動性が低下し、国の発展がそがれる」といった趣旨のことが書かれていたこと。

 現在の日本では、一度正社員として雇われれば、一定の要件を満たさない限り解雇はされない。
 しかし、手厚い労働法制のもと、そして国内での高成長が期待できない中では、企業は正社員を気軽に解雇できなければ、気軽に正社員を雇うことができない。結果非正社員が増加している面がある。解雇用件を緩和すれば、この問題はある程度解決するだろう。
 最近の格差社会云々の問題をみていると、このようなロジックで雇用改革が進まないかと懸念してしまう。
 
 おそらくはこのほうが日本経済全体にとってはいいかもしれないが、現在正社員である身には厳しい将来だ。

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