8月に入って東北大学の手術室の建設工事での発注手続の瑕疵が問題になっている。
はっきりいってたいした問題ではないと思う。
報道をみると次のような事実になっている。
・入札の必要な大学病院の手術室工事を3分割して特定業者と随意契約した。
・入札の手間を省いて、早期に工事を完成させたかったために随意契約にした。
・工事完了後に契約の体裁を整えるため、建設会社2社に依頼して見積もりを提出させる偽装工作をしていた。
・工事は、有名な眼科教授のいる同病院に昨年4月、医療機器販売会社からレーザー視力矯正機器の寄付の申し出があり、計画された。工事の仕様や予算策定について、眼科教授の提案で、販売会社の特約代理店の別の医療機器販売会社に相談し、この会社が建設業者を紹介した。
・内部調査では、療機器販売会社や建設業者と眼科教授との金銭授受や、教授が随意契約を主導した事実は確認されなかったとし、「業者との癒着はなかった」と結論付けている。
確かに、手続き上の瑕疵は、はっきりしているようだ。大学側も認めている。
しかし、医療機器を寄付してくれた業者から紹介を受けた建設業者に随意契約で契約を結ぶという行為はそんなに悪質だろうか。
民間であれば、「お付き合い」で許されるところだ。
多少、工事費が高くなったとしても、公告等時間のかかる入札手続ではなく、随意契約によることで手術室の供用開始が早まれば、その分病院の収入も増えることが期待できる点も考慮すべきだ。
手続きに法令違反があれば、それは責められてしかるべきだが、マスコミの扱いは事件の大きさを上回ってるように思える。マスコミ、特に大新聞には公正中立な報道を期待したい。
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